Evernote にメモしたくて公式アプリを起動、新しいノートを作成して…とやっているうちに書きたいことを忘れてしまいませんか?
FastEver ならそんな事にはなりません。
起動すると即メモれる状態になり、書いたら【保存】を押すだけ。送信画面は表示されず、新しいメモをすぐ書くことができます。メモる内容を忘れる暇は全くありません。
さらにチェックボックス・タイムスタンプを挿入したり、位置情報をジオタグとして付加できる他、フリックでカーソルを移動できるなど、細かな配慮が随所に見られます。
Evernote を小気味よく使うためには欠かせない、定番アプリです。
左:まずは Evernote のアカウントを登録します。次回の起動からは必要ありません。
右:無事ログインできると、すぐにメモれる状態になります。
アプリを終了させた状態から起動しても約2秒でメモれる状態になります。もちろん、他のアプリから FastEver に切り替えた場合には待ち時間はありません。
左:【メニュー】右横のボタンから保存先のノートブックや…
右:付加するタグを指定できます。新しいタグも追加することができます。
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いろいろと書いてみました。
改行が反映されるのはもちろん、右下のボタンをタップすることでチェックのないチェックボックス・チェックのあるチェックボックス・タイムスタンプが挿入できます。
ノートの字数や設定されているタグはその左横に表示されます。
テキストのカーソル位置は画面を左右にフリックすることで移動できます。
下にフリックするとキーボードが隠れます。
内容を Evernote に保存するには右上の【保存】ボタンをタップ。画面上の文章がすべて消え、内容は Evernote に送信されます。
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特筆すべき点の1つがオフライン時にノートを保存する機能。
地下鉄などで圏外に入ってしまった時でもノートをアプリ内に保存、インターネットにアクセスできる状態になると自動的に Evernote へ送信されます。
未送信のノートの数は【保存】ボタンの左横と、ホーム画面のアイコンにバッジで表示されます。
アプリを閉じている状態では送信されないので、改めてアプリを開く必要があります。
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【メニュー】をタップすると設定の他、【ATOK Padで編集】というボタンが出現。
このボタンをタップすると FastEver のメモを ATOK Pad で編集できます。
もちろん ATOK Pad で編集した内容は FastEver にも反映され、Evernote に保存できます。ATOK Pad は優れた入力ツールなので FastEver と合わせれば鬼に金棒です。
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設定で特に重要なのが【タグを保存毎にリセット】と【1行目を本文に含む】。
【タグを保存毎にリセット】をオンにしておくと、保存する毎に付加されるタグがゼロの状態に戻ります。常に同じタグを設定しておきたい場合にはオフにしましょう。
【1行目を本文に含む】がオンになっていると、1行目の文章がタイトルにもなります。これをオフにすると1行目がタイトルになり、本文は2行目からになります。
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タイムスタンプの書式は自由に変更できます。
こういう細かな部分で融通が利くのも、多くの Evernote ユーザーに愛される所以です。
このアプリでできないことはたくさんありますが、その分だけ「メモを書いて Evernote に保存する」という一連の作業をすばやくこなせます。
Evernote にいまいちメモを残す気になれないという方にも、ヘビーに Evernote を使いこなしたい、Evernote にすべてを残したいという方にもオススメのアプリです。
開発 | rakko entertainment |
掲載時の価格 | ¥170 |
ジャンル | 仕事効率化 |
容量 | 2.5 MB |
執筆時のバージョン | 1.9.3 |
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FastEver